生活習慣病
出生前から規定されいる体質要因(遺伝子)だけでなく、食習慣、運動習慣、嗜好品、 生活パターンなど出生後の環境要因が強く影響するとされる慢性疾患をいいます。 かつては40歳以上の成人が多くかかるため成人病と呼ばれていましたが、 最近では未成年の人でも過食や運行不足などの生活習慣に起因して発症するため 生活習慣病と名が改められました。
代表的なものに、
があり、これらの慢性疾患が動脈硬化を進行させ、 その結果、急性の病気である脳卒中(脳梗塞、脳出血)や心臓病(心筋梗塞、狭心症、心不全)などの 循環器疾患を発症させます。 実に国民医療費30兆円の3分の1はこの動脈硬化を基盤とした循環器疾患の診療に費やされています。 そこで、今回、動脈硬化という切り口から生活習慣病を捉えてみたいと思います。